おいでよ!エルフの森!

AIのべりすと(https://ai-novel.com/novel.php)にて作成した作品です。

おいでよ!エルフの森21!

ここは剣と魔法のファンタジーの世界にあるエルフの森。  その昔、エルフは人間よりも優れた魔法技術を持っていたのだが、邪悪な魔王の手によって重度のジャンキーになる呪いをかけられてしまい、今では見る影もない。

 


ジャンヌはご機嫌だった。お気に入りのマリファナを買えたからだ。

ジャンヌは鼻歌を歌いながら森の奥へ歩いていく。森の奥にお気に入りのチルスポットがあるのだ。

すると、茂みから何かが飛び出してきた。

「うわっ!?」

ジャンヌは驚いて尻餅をつく。

「痛てて……何だこりゃ?」

それは人間の子供くらいの大きさがある、キノコだった。

こんなに大きなマジックマッシュルームは初めて見た。

この大きさならかなりのヒットが出来る。乾燥させれば1年は保ちそうだ。

「これ、持って帰ろうっと!」

そう言うとジャンヌはそのキノコを持って帰ることにした。

そして家に帰ると早速、マジックマッシュルームを使ってオムレツを作った。

ジャンヌはこの作業が好きだった。自分が作った幻覚オムレツを食べて、美味しいと言ってくれる人がいるからだ。

ナイフを入れると中からトロリとしたチーズが出てきた。ジャンヌは思わず顔をほころばせた。

 


(今日も上手く出来た!)

ジャンヌは自分の作った料理を食べるのが何より好きだった。

食事が終わるといつものように、リビングでゆっくり過ごす。

ジャンヌはマジックマッシュルームが効いてくるまで静かに待つ。しばらくして光がいつもより強く感じたら、いよいよサイケデリックの始まりだ。

ジャンヌは寝室に行き、ベッドの上に横になった。目を閉じ、意識を集中する。

すると徐々に色とりどりの曼荼羅模様が次々と現れる。

良くなってきた。身体の内側から宇宙が湧き上がってくるような感覚。これが堪らない。

そして、そろそろ幻覚が見え始める頃合いだ。ジャンヌはゆっくりと目を開ける。

目の前に色鮮やかな世界が溢れていた。

「ああ……素晴らしい……」

ジャンヌは思わず感嘆の声を上げた。

ジャンヌの目には様々な色の曼荼羅模様が見える。

赤や青といった原色が混ざり合った絵もあれば、白一色の絵もある。

ジャンヌはそれを眺めているだけで幸せだった。

(なんて美しいんだろう……。ずっとこうしてたいなぁ)

そんな事を考えながらしばらく見惚れていたが、やがて飽きてきたのか別のものを見たくなった。

(もっと他のものも見てみたいなぁ)

そう思った瞬間、視界が変わった。ジャンヌは再び曼荼羅模様を見ることになった。

(え?あれ?)

さっきとは違う光景が広がっていた。先程までは曼荼羅模様しか見えなかったが、今度は違うものが見えた。

それは人間の街の風景だった。人々が忙しなく動いている。どうやら市場にいるようだ。

(何これ?どういうこと?)

訳がわからず混乱していると、突然、街の様子が一変した。ピクリとも動かない。まるで時が止まったかのようだった。

気がつくとジャンヌは宇宙いた。真っ暗で何も見えない空間にいた。

「ここどこ?」

キョロキョロと見渡すと、前方に光があった。近寄ってみるとそこには巨大な扉があり、鍵穴のようなものがあった。

「なんだこれ?」

 


ジャンヌは不思議に思いながらも扉の鍵穴に手を当ててみた。すると扉全体に幾何学的な紋様が現れた。同時にカチャッという音がした。どうやら開いたらしい。

恐る恐る開けてみると眩いばかりの光が溢れ出した。あまりの明るさに目がくらむ。

 

 

 

ジャンヌはサイケデリックトリップ楽しんだ。

一晩かけて素面に戻った。気がつけば明け方だった。

「ふぅ……なんか疲れたな」

ジャンヌはマジックマッシュルームを使った後はいつもこうなる。

しかし気分爽快だ。やはりマジックマッシュルームは最高だ。ジャンヌは上機嫌だった。

 

 

 

それから数日経ったある日のこと。ジャンヌは森の奥にあるチルスポットに向かって歩いていた。

「あ~早くマリファナ吸いてぇなぁ!」

そんなことを考えていると、茂みから何か飛び出してきた。

「うわっ!?」

驚いて尻餅をつく。

見るとそれは人間の大人くらいの大きさがあるインディカの大麻草だった。

こんな大きな野生の大麻草は初めて見た。乾燥させれば1年は保ちそうだ。

「これ持って帰ろうっと!」

そう言うとジャンヌはその大麻を持って帰ることにした。そして家に帰ると早速、大麻を使ってエディブルを作った。

ジャンヌはこの作業が好きだった。自分が作ったエディブルを食べて美味しいと言ってくれる人がいるからだ。

(今日も上手く出来た!)

ジャンヌは自分の作った料理を食べるのが何より好きだった。

食事が終わるといつものように、リビングでゆっくり過ごす。

ジャンヌはエディブルが効いて来るまで静かに待つ。しばらくして指先から体がじんわりと暖かくなり時間がスローモーションになる。この状態になるともうストーンしてしまう。

ジャンヌは寝室に行きベッドの上に横になった。目を閉じリラックスする。

でろーんとした時間が流れる。

気が付けばジャンヌは夢の世界にいた。インディカ特有の寝落ちだ。

 


起きたジャンヌは日が暮れていた事に気づく。

「しまった!夕食の準備しないと!」

慌てて台所に向かう。

早くしないとリリアンヌが帰ってきてしまう。そうしたら折角作ったご飯を食べてもらえない。

リリアンヌは料理下手だからなぁ)

料理を作るのは苦手なのに、食べるのは大好きな娘を思い出し、ジャンヌはため息をつく。

とりあえず冷蔵庫の中を確認するが何も入っていない。調味料はあるのだが、食材がないのだ。仕方ないので、買い出しに行くことにした。

「まったく面倒くさいな。でもお腹減ったし行くしかないか……」

外は既に暗くなっており少し怖かったが、勇気を出して買い物に向かった。

 


***

夜道を歩きながら、ジャンヌは考え事をしていた。今日の晩御飯は何を作ろうかと考えていた。

ちなみにメニューは決まっていない。今から考える。

(やっぱり肉だよね。うん、肉食べたい……)

そんな事を考えつつ歩いているといつの間にやら市場に辿り着いていた。ジャンヌはそこで色々と野菜を買った後、近くの店で肉を買って帰宅した。

家に着く頃にはすっかり空は黒くなっていた。急いで支度を始める。

すると玄関の方から音が聞こえてきた。

どうやらリリアンヌが帰ってきたようだ。

ジャンヌはホッとして笑顔を浮かべた。そして声をかける。

「おかえりなさい。ごはんにする?それとも……」その言葉を聞いて、リリアンヌは驚いた顔をしながら言った。

「ただいま帰りました……え?ええええええ!!!!!!!」

 


それから暫く経って、2人はソファーに座って紅茶を飲みながらくつろいでいたが、突然リリアンヌが話を切り出した。

「ところでさ、あそこにある植物は何かしら?」

リリアンヌがそう言って示した方向に目を向けると、先程ジャンヌが持ってきた巨大な大麻草があった。

ジャンヌは正直に答えるべきか悩んだ。だが結局話すことに決めた。どうせすぐにわかってしまうことだと思ったからだ。そして説明を始めた。

「実はあれはね、山に生えてたんだ」

「山?まさかあなたあれ採ってきたの?」

「うん」

ジャンヌがそういうと、リリアンヌは呆れた顔をした。どうやら怒っているようだ。「ダメじゃないの。勝手に人の物盗ったら。それにあんなに大きなもの運ぶの大変だったでしょうに」

確かに一人であの巨大な麻草を運ぶのは骨が折れるだろう。実際かなり疲れたので途中で休憩を挟んだほどだ。

しかし、ジャンヌには言い訳があった。「だって凄い大きいんだよ。これは美味しそうだ思って……つい……ごめん」

ジャンヌがそう言うとリリアンヌは大きな溜め息をつくと、

「まあいいわ」と言った。

それからリリアンヌはしばらく思案していたが考えるのが面倒になり二人で『拾った』マリファナを吸う事にした。

手早く乾燥させたマリファナをボングの火皿に押し込む。ライターの火をつけマリファナに近づける。やがて煙が出始めるとジャンヌはそれを吸い込む。「ふぅ~」

頭がクラクラしてきた。とても気持ちが良い。やはり大麻は最高だ!

「あらジャンヌ。なんだか嬉しそうねぇ」

「そうかな?」

「えぇ。何だかウキウキしているわよ」

「そういえばそうかも。今日素敵な一日だったからかもしれないな」

ジャンヌが微笑みながら言う。

「へぇ。そうなのね」リリアンヌは興味なさげだった。

二人はそのまま会話を楽しんだがそのうち眠気が襲ってきてジャンヌはそのまま寝てしまった。

こうして今日も夜が更けていく......

 

 

 

今日もエルフの森は平和だった。

明日もきっと平和に違いな。

エルフの森は今日もラヴ&ピース