おいでよ!エルフの森!

AIのべりすと(https://ai-novel.com/novel.php)にて作成した作品です。

おいでよ!エルフの森20!

ここは剣と魔法のファンタジーの世界にあるエルフの森。  その昔、エルフは人間よりも優れた魔法技術を持っていたのだが、邪悪な魔王の手によって重度のジャンキーになる呪いをかけられてしまい、今では見る影もない。

 

 

「ああ、もう我慢できない」

ある日の夜中。

ひとりの女エルフが、ベッドの下から何かを取り出す。それは何やらピンク色をした錠剤だった。彼女はそれを舌下に乗せると、口の中に溜めていた唾と一緒にゴクリと飲み込んだ。

しばし経つと彼女は多幸感を感じ始める。そして、まるで初恋の様な気分になって来る。久々に良い上げ玉を引いた。これはきっと今日は素敵な夜になりそうだ。彼女はそう思った。

 

 

「ああ、もう我慢できない」

ある日の夜中。

一人のエルフがベッドの下から何かを取り出す。それは何やら無色の結晶が入った小さなビニール袋と赤いキャップが付いた注射器だった。

彼女は注射器に結晶を入れギチギチと押し込む。キチンと1メモリ分を測りミネラルウォーターを注射器で吸い取る。即座に溶け完成した水溶液から空気を抜きブスリと血管に突き刺す。

少し引っ張り注射器内に血液が逆流する。血管にうまく刺さった証拠だ。そのままゆっくりとシャブを打つ...

腕から首筋に電気が流れるような快感がみなぎる。

良いシャブを引けたこれはきっと今日は素敵な夜になりそうだ。彼女はそう思った。

 

 

「ああ、もう我慢できない」

ある日の夜中。

ひとりの女エルフが、ベッドの下から何かを取り出す。それは何やら1枚の紙を取り出す。

自転車に乗った人が書かれている紙だ。

エルフは舌下に紙を入れ唾液を飲み続ける。

忘れた頃に世界がグニャグニャに曲がり出す。時間と時空、宇宙と自分の感覚が曖昧になる。何万年過ぎただろうか?

久々に良い紙を引いたようだ。これはきっと今日は素敵な夜になりそうだ。彼女はそう思った。

 

 

「ああ、もう我慢できない」

ある日の夜中。

ひとりの女エルフが、ベッドの下から何かを取り出す。芋焼酎4Lボトルだ。

エルフはペットボトルを開けそのまま一気に飲む。ごきゅごきゅと喉が鳴る。

呑んで直ぐにアルコールの酩酊感が押し寄せる。久々に安く買えた4L焼酎。今日は素敵な夜になりそうだ。彼女はそう思った。

 

 

「ああ、もう我慢できない」

ある日の夜中。

ひとりの女エルフが、ベッドの下から何かを取り出す。丸っこい形をしたサボテンだ。

サボテンを4鉢ほど収穫し擦り下ろす。

ドロドロとした苦い液体が完成したらそれを飲み干す。

しばらくすると世界が輝き知覚の扉が開かれる。嗚呼なんて美しいのだろう、世界が輝いている。今日は素敵な夜になりそうだ。彼女はそう思った。

 

 

「ああ、もう我慢できない」

ある日の夜中。

ひとりのエルフが、ベッドの下から何かを取り出す。薄いパール色をした白い粉末だ。

雑巾のような臭いがする粉末を耳かきを使い手鏡の上に置く。更に粉末をカードを使い細かく砕く。

砕いた雪の様な粉でラインを作り、取り出した100ドル札をクルクルと丸めストロー状にし粉を鼻から吸う。ツンと来る鼻から喉に美味い味が下りてくる。素晴らしい。元気がみなぎって来る。今日は素敵な夜になりそうだ。彼はそう思った。

 

 

「ああ、もう我慢できない」

ある日の夜中。

ひとりのエルフが、ベッドの下から何かを取り出す。真空パックしてあるトリュフだ。

ビニールを開けおもむろに中身を咀嚼する。

忘れた頃に世界がドロドロと溶け出す。光が瞬き綺麗だ…久々に新鮮なネタだ。

これはきっと今日は素敵な夜になりそうだ。彼はそう思った。

 

 

「ああ、もう我慢できない」

ある日の夜中。

ひとりの女エルフが、ベッドの下から何かを取り出す。メイソンジャーに入ったマリファナだ。中からマリファナを取り出しグラインダーで砕きボングの火皿に詰めて火をつける。ボコボコボコボコ…美味い煙が肺を満たす。体が重くなるボディハイゆったりとした良い気分だ。良いネタに仕上がった。これはきっと今日は素敵な夜になりそうだ。彼女はそう思った。

 

 

エルフの森にはエルフ達が住んでいるという……エルフはドラッグが大好きな快楽主義者だ。今はただこの心地よい感覚に身を任せる......。

 

 

 

エルフの森の夜は平和だった。

明日もきっと平和だろう。

エルフの森は今日もラブ&ピース