おいでよ!エルフの森!

AIのべりすと(https://ai-novel.com/novel.php)にて作成した作品です。

おいでよ!エルフの森13!

ここは剣と魔法のファンタジーの世界にあるエルフの森。  その昔、エルフは人間よりも優れた魔法技術を持っていたのだが、邪悪な魔王の手によって重度のジャンキーになる呪いをかけられてしまい、今では見る影もない。

 


エルフの森随一のマリファナ調理職人のスザンヌ。彼女は高齢ながらも卓越した調理技術で食用マリファナを作っていた。あだ名はスザンヌお婆ちゃん。

油にしか溶けないマリファナの有効成分をどんな食品にも溶かして料理にしてしまう天才だ。彼女にかかればどんな食事もハイになる。

マリファナを加熱し脱炭しバターやオイルに溶かす。バターやオイルを料理に混ぜれば完璧だ。スザンヌが作るジャンクフードを食べ続けたらきっと頭がハイになるだろう。

マリファナの有効成分THCは水に溶けない。しかしスザンヌはその欠点も克服する調理法を発案した。

俗にいう大麻チンキだ。

脱酸したマリファナをアルコール度数90度程度のリキュールに漬け込む。漬け込んだリキュールを乾燥させれば10%の水分に有効成分が残る。これを使えばグミなどのバターやオイルを使わない料理もハイな料理になる。

 


そんな料理の天才スザンヌお婆ちゃんから食事のお誘いがありジャンヌはウキウキだった。

「ふっふーん♪今日は何を作ってくれたんだろ?楽しみだな~」

ジャンヌは鼻歌を歌いながらスザンヌの家に向かった。

スザンヌの家に着きドアを開けるとそこには異様な光景が広がっていた。

家の中には大量のマリファナの煙が立ち込めていた。

「うわぁ!?何この臭い?」

「あらジャンヌちゃんいらっしゃい」

スザンヌさん!これは一体なんですか!?」

「これはねぇ〜ジャンキーズ・キッチンよ〜」

そう言うとスザンヌは一本のマリファナジョイントを取り出した。

「さあ、料理しましょう〜」スザンヌはジョイントに火を付け煙を大きく吸い込んだ。するとスザンヌの目がトロンとし顔色が良くなった。

「どう?いい香りでしょう〜」

「へぇー凄く美味しそうな匂いですね!」

ジャンヌはスザンヌと同じようにマリファナを吸った。

「すぅー…….ああ……気持ちいい……」

「ふふふ、気に入ってくれて良かったわ〜さあ一緒に料理を作りましょ〜」

それから二人は料理を作る事にした。

まず最初に作ったのはマリファナ・ソテーだ。スザンヌ特製のマリファナバターで食材を炒めるだけの簡単レシピだ。出来上がったマリファナ・ソテーを二人で食べた。

「うん!めちゃくちゃおいしいです!」

「それはよかったわ〜たくさんあるからどんどん食べてね〜」

そしてジャンキークッキングが始まった。

「次は何を作ればいいんですか?」

「じゃあ次はポテトサラダにしましょうか」

「ポテトサラダ?」

マリファナ調理の基本はバター料理が多い。ジャンヌはポテトサラダにバターを使うイメージが湧かなかった。

「材料はこれを使ってちょうだい〜」

スザンヌはジャガイモと玉ねぎを渡した。

「わかりました」

早速ポテトサラダ作りに取り掛かる。

「えっとまずは水を鍋に入れて…ジャガイモを茹でる…」ブクブクとお湯の中に沈むジャガイモを見てジャンヌは思った。

(なんか芋ってエロいな)

そんな事を考えながらジャガイモをお湯から上げ皮を剥き始めた。

「あっつ!!︎」

「大丈夫?」

「ちょっと熱かっただけです。こんなもんでしょ」

ジャンヌは剥いたジャガイモをボウルに移し潰しておく。次にスザンヌが用意したのはタマネギと人参だ。

「次は野菜をみじん切りにして塩コショウを振ります。私はニンジンを切りますんでスザンヌさんはタマネギを願いできますか?」

「わかったわ〜」

スザンヌが包丁を持ちタマネギを刻み始める。

トントントンッ! リズムよくタマネギを刻むまさにベテラン料理人だ。一方ジャンヌは……

「ふんぬっ!」ザクザクザク 力任せにひたすらニンジンを刻んでいた。

「……」

「ふんぎぃー!」

ザシュッ!

「ふぅーやっと切れたぜ」

「じゃあ今からマヨネーズを作るわ」スザンヌが少し緑がかった油を取り出した。

ジャンヌもピンと来た。マヨネーズに使う油にマリファナを溶かし込んでいこんでいるのだろう。

「それじゃあここにお酢を入れて〜」スザンヌがドボドボとお酢を入れる。

「最後に卵黄を入れて混ぜれば完成よ〜」「はい!」

ジャンヌがボウルで混ぜマリファナマヨネーズが完成した。

「じゃあ味見しましょう〜」

「はい!いっただっきまーす!」

ジャンヌとスザンヌマリファナマヨネーズの味見をした。

「うぉーーめっちゃうめぇーー」

「ほんとうに美味しいわ〜ジャンヌちゃんは才能があるわ〜」

2人は完成したマリファナマヨネーズと潰したジャガイモと刻んだ野菜を混ぜポテトサラダの完成だ。

見た目はごく普通のポテトサラダだ。だが多量のマリファナオイルが使われており食べると長時間ハイになる。

「さあ次は何を作りましょう〜」スザンヌのテンションも上がりまくりだ。

「じゃあ今度はお肉でも焼きましょうか」「いいですね!」

ジャンキークッキング2品目はマリファナ・ステーキだ。

スザンヌマリファナ・ステーキ用の分厚い牛肉を用意していた。

「まずはマリファナ・バターを塗りましょう〜」

「はい!」

マリファナ・バターが塗られた鉄板の上にマリファナ・ステーキが置かれる。ジュワァ〜といい音を立てながらマリファナ・バターが焼けていく。

「いい匂いですね!早く食べたいです」

「もうすぐできるから待っててね〜」

マリファナ・バターがいい感じになったらソースをかける。

「さあ、召し上がれ〜」

「いただきまーす!」

ジャンヌとスザンヌマリファナ・ステーキを食べ始めた。

「うん、めちゃくちゃ美味しいですね!!」

「ふふ、ありがとう」マリファナ・バターで焼いただけなので簡単な料理ではあるが、大量のマリファナバターが含まれており食べると長時間ハイになれる。「さあ、どんどん焼いて行きましょ〜」

「はい!」

ジャンキークッキング3品目はマリファナ・ピザだ。

スザンヌマリファナ粉末をふんだんに使ったマリファナ・ピザを用意する。

「まずはトマトソースからね〜」

「はい!」

ピザ生地にトマトソースを塗りマリファナ粉が入った袋を手に取り振りかける。

「さあどんどんマリファナ粉をかけていきましょう〜」

「はいっ!」

ジャンヌはビザ生地にマリファナ粉を振りかけていく。

「次は具材を乗せていきますよ。最初はチーズからね〜」

スザンヌはチーズをピザ生地に乗せる。

そしてその上にニンニクチップとブラックペッパーを乗せる。

 


「あとは石窯に入れて焼けば出来上がりよ〜」

「はーい!」

ジャンヌは石窯の中にピザを入れた。しばらくすると……

石窯の中から香ばしい香りが漂ってくる。

「よし!そろそろ焼けたかな?」

ジャンヌがピザを取り出すとそこにはトロトロに溶けたチーズが美味しそうな匂いを漂わせている。

「うわぁ〜めっちゃうまそう」

「熱いうちに食べましょう〜」

「はい!」

ジャンヌとスザンヌは早速マリファナ・ピザを食べる。トロトロに溶けたチーズが伸びる。

「んーー!おいしい!!︎」

「ふふっよかったわ〜」

マリファナパウダーたっぷりのピザは食べると半日ハイになれる。

ジャンヌは美味しそうにマリファナ・ピザを食べた。

「ふう〜ごちそうさまでした」

「ふふふ、お粗末様〜」

ジャンヌは満足げな表情を浮かべた。

 


「それじゃあデザートにアイスを作りましょう」

「はーい」

ジャンキークッキング4品目はアイスクリームだ。

スザンヌはクリームにバターを加え火で加熱しながら砂糖を加え混ぜる。

綺麗に混ざったら脱酸されたマリファナを砕き中に混ぜる。ブレンダーや蜂蜜を加え味を整える。

火を止め布巾で濾し冷蔵容器に入れて冷凍庫で4時間冷やすと完成だ。

食べるとハイになるマリファナアイスクリームだ。

「じゃあ最後にリリアンヌちゃんへのお土産を作りましょう」

ジャンキークッキング5品目はマリファナキャンディーだ。

用意するものは砂糖・蜂蜜・マリファナバター。

砂糖と蜂蜜と水を湯煎で加熱し良く混ぜる。15分混ぜたらマリファナバターを入れ更に混ぜる。

混ざったらあらかじめ油を塗ったキャンディーを冷やす容器に入れて冷やし完成だ。

「できた!」

「えぇ、完璧ね」

「はい!」

 


完成したキャンディーを持って家を出るとちょうど帰宅したリリアンヌと遭遇した。

「リリィ!お土産持ってきたよ!」

「あら?何かしら……」

リリアンヌはお土産の袋を開けると中から色とりどりのマリファナキャンディーが出てきた。

「まあ!きれいなお菓子ね!」

「うん!」

「これ全部貰っていいのかしら?」

「もちろんだよ!」

「ありがとう!」

リリアンヌにマリファナキャンディーを渡したところ、彼女はとても喜んだ。

「ジャンヌありがとう!私、今すごく楽しい気分よ!」

「それは良かった!」

 


数日後

「今日は何を作ろっかな〜」

ジャンヌは毎日ジャンキークッキングをしていた。

そしてその料理は全てマリファナが使われており、食べると長時間ハイになれる。

「うーん、そうだ!」

ジャンヌはまたもやジャンキークッキングをすることに決めた。

「そろそろバレンタインだ…チョコトリュフを作ろう!」

材料はチョコレート・ココアパウダー・コンデンスミルク・マリファナバター・リキュール少々。

まずは鍋に水を入れて沸騰させ湯煎でチョコレートを溶かしコンデンスミルクを混ぜる。混ざったらマリファナバターを入れる。

混ざったら少し冷やして固め小さなボール状にしココアパウダーを塗せば完成だ。「よし!あとはラッピングするだけだ!」

ジャンヌは箱に詰めたマリファナ・トリュフをリボンで結んだ。

 


バレンタイン当日…

「はい、どうぞ!」

「ありがとうジャンヌ!」

リリアンヌは嬉しそうに受け取った。

「ジャンヌ、このお菓子何!?︎」

「ふっふっふ〜ジャンキークッキングで作ったんだ!」

「すごいわ!早速食べてみようかしら!」

ジャンヌとリリアンヌは試食会を開いた。

「いただきます!」

ジャンヌとリリアンヌはマリファナトリュフを口に運んだ。

「んーー!おいひぃ!」

「ほんとね!美味しいわ!」

ジャンヌはリリアンヌにプレゼントできて満足だった。

「ジャンヌありがとね」

「いえいえ!喜んでくれて嬉しいよ!」

ジャンヌとリリアンヌは笑い合った。

 


数日後……

「今日は何を作ろっかな〜?」

ジャンヌは迷っていた。マリファナレシピは基本的にマリファナの有効成分を溶かしたバターを使うため焼き菓子類が多いのだ。

アル中のリリアンヌが喜ぶおつまみレシピは難しい。

「そうだ、マリファナウイスキーを作ろう!」

逆転の発想である。美味しいマリファナおつまみを作るのでは無いマリファナ入りのお酒を作れば良いのだ。

まずマリファナを脱炭する。マリファナには精神作用が無いTHCAが含まれておりそのまま摂取してもハイにならない。

熱で脱炭されTHCになると精神作用が現れる。通常マリファナは喫煙し炎で脱炭されTHCになる。だからマリファナは喫煙し摂取するのだ。

乾燥したマリファナを細かく砕き115度のオーブンで40分加熱する。これで脱炭されTHCAがTHCになる。

脱炭したマリファナウイスキーに加え7日間放置する。数日に一回振る。

1週間経てばマリファナウイスキーの完成だ。

「さあ、できた!」

ジャンヌはお酒の入ったグラスをリリアンヌに差し出した。

「はい、どうぞ!」

「ありがとうジャンヌ」

リリアンヌはマリファナウイスキーを飲み干す。

「あら?これは……」

「気づいた?マリファナ入りのお酒だよ!」

「まあ!」

「バレンタインのお返しに作ったんだ!」

「ありがとうジャンヌ」

「うん!」

その後、リリアンヌはマリファナ入りウイスキーを楽しみながら深夜まで飲み明かした。

後日、リリアンヌはジャンヌにこう言った。

「私、ジャンヌのこと大好きよ」

「えへへ、照れるよ……」

「愛してる」

「もう!酔ってるの!?︎」

「ふふっ……」

リリアンヌは幸せそうな表情を浮かべた。

(ああ……ずっとこのまま時が止まればいいのに)ジャンヌはリリアンヌの笑顔を見てそう思った。


エルフの里のジャンヌとリリアンヌ。今日も二人は仲良く暮らしていた。

「リリィ、今日の晩ご飯は何が良い?」

「んー、肉じゃが!」

「オッケー!」

ジャンヌは料理に取り掛かる。

材料はジャガイモ・ニンジン・玉ねぎ・牛肉・小麦粉・砂糖。

鍋に水を入れ沸騰させる。

「野菜の下ごしらえは終わったよ!」

「ありがとうジャンヌ」

ジャンヌは下味を付けた肉と野菜を炒め、灰汁を取る。

「そろそろかな〜」

頃合いを見計らい煮込む。

「そろそろ火を止めていいよ!」

「はーい!」

アクを取り除いた後、一時間ほど蒸らせば完成だ。

「あとは盛り付けるだけだね!」

「ねえジャンヌ、私お腹空いたわ!」

「ちょっと待ってね!今持ってくから!」

ジャンヌはリリアンヌに料理を運ぶ。

「はい、召し上がれ!」

「いただきます!」

リリアンヌは早速肉じゃがを食べる。

「ん〜!美味しい!」

「良かった!いっぱいあるからどんどん食べて!」

「ありがとう!」

リリアンヌは肉じゃがをパクつく。

「おかわり!」

「はい!」

ジャンヌは嬉しくなった。

「やっぱりジャンヌの手料理が一番だわ!」

「褒めても何も出ないよ!」

「ジャンヌ、愛してる」

「もう!またそれ!?︎恥ずかしいなぁ!」

「ふふっ……」

ジャンヌは幸せな気分に浸った。普通の料理も良いものだった。

 


翌日…… ジャンヌはマリファナトリュフを作った。

「この間のリリィにあげちゃったけど今度は自分で食べようっと!」

ジャンヌはトリュフを口に入れる。

「ん〜!美味しい!」

ジャンヌは満足気に笑みを浮かべた。

 


数日後…… リリアンヌはいつものようにジャンヌと過ごしていた。

「今日は何を作ろっかな〜?」

ジャンヌが呟いているとリリアンヌが声をかけた。

「ジャンヌ、何か悩んでるの?」

「何を作ろうか悩んでたの」

「何を作ってくれるの?」

「チョコレートケーキでもどうかなって思ってたんだけど、チョコが無いのよね」

「そう言えばそうだったわね」

「うーん、どうしよう」

ジャンヌが考えているとリリアンヌはこう提案した。

「ねえ、ジャンヌ、今日は私が料理を振る舞うわ!」

「え?本当!?︎嬉しいな!」

「任せてちょうだい!」

リリアンヌはキッチンに向かった。
1時間後…

「お待たせ!」

リリアンヌはジャンヌに皿を差し出す。

「これが私の作ったハンバーグよ!」

「おおー!」

ジャンヌは目を輝かせる。

リリアンヌが作ったのはハンバーグであった。

「さあ、食べてみて!」

「うん!」

ジャンヌはナイフで切り分け口に運ぶ。

「んん〜!」

ジャンヌは感動した。

「美味しい!」「そう、良かった!」

「リリィは天才だね!」

「そんなこと無いわよ……」

リリアンヌは照れ臭かった。

その後もジャンヌはリリアンヌの料理を楽しんだ。リリアンヌはマリファナをラードに溶かし込みハンバーグに混ぜた。それはとてもジューシーで美味しくハイになれた。

「ありがとうリリィ!とっても美味しかったよ!」

「喜んでくれて私も嬉しいわ」

二人は幸せそうな表情を浮かべていた。

 

 

 

エルフの森は今日も平和だった。きっと料理に愛と平和が入っているからだろう。

 


エルフの森はラヴ&ピース

 


-END-